ネットを使って、実店舗にお客様を誘導したい時ってあると思います。
ショップによっては、地図を貼ったり、道順が文章だったり、いろいろな書き方をされていますよね。
でも、ネット初心者がそれを作ろうと思った時、他サイトを見れば見るほど、分からなくなるケースが多いでしょう。
そこで、今回は、実店舗へお客様を誘導するための「アクセス記事」の作り方を、分かりやすく解説します。
アクセス記事を作る目的は?
まず、アクセス記事を作る目的は何なのか?
記事を作る前に、これをハッキリさせることが重要です。
もちろん言うまでもなく、目的は、あなたの店舗にお客さんがすんなりと来てくれることですよね。
なので、アクセス記事は、「分かりやすい」ということが一番重要です。
しかし実際、いろいろな店舗のアクセス記事を見ると、分かりにくいものが多いんですよね。
なぜか?
それは、オーナー本人は、すでに行き道が分かっているので、ユーザー目線に立てていない場合が多いんですね。
そうすると、せっかくお客様が「このお店に行ってみようかなあ・・・」と思ってくれたとしても、行きつけずに終わるなんてことが良くあるのです。
お客さんは、あなたが考えているほど、お店を一生懸命に探してはくれません。
「分かりにくいな~」「面倒だな~」と思われたら最後、無言でいなくなってしまいます。
ですから、可能な限り、分かりやすいものを作りましょう。
アクセス記事を作る注意点は?
まず、アクセス記事の写真撮影から行きましょう。
以下のポイントに注意して撮影してくださいね。
(ポイント1)必ず、歩く目線(高さ、方向)で撮影する。
アクセス記事の写真を撮る時に、ユーザー目線で撮れていないケースは多いです。
例えば、出発点が最寄りの「駅」だとしてみましょう。
すると、駅名が書いてあるプレートなんかをそのまま写真に収めるオーナーがいますが、これってすでにユーザー目線じゃありません。
ユーザー目線というのは、その人が見ている景色をそのまま撮るということです。
例えば、駅であれば、改札から出た時の視線(景色)のまま撮影するわけです。
車からの写真であれば、なるべく運転席と同じ目線、もしくは、車から降りて撮るのです。
常に、ユーザー目線を外さないようにしながら、目的地まで誘導することを忘れないようにしましょう。
(ポイント2)目印がある時は、歩いている「写真視野」の一角に入るように撮る。
よく、目印を見つけるたびに、あっちこっちカメラを向けて撮る方がいらっしゃいます。
これも、ユーザー目線でないということは、分かりますよね?
駅の改札を出た時と同じで、ユーザーはあなたがキョロキョロ視点を動かすと、今どこにいるのか?ということがまったく分からなくなるんですね。
お客さんが非常に迷いやすくなるので、歩く場合は「歩いている視点のまま」、車の場合は、運転席からの視点のままで撮影しましょう。
(ポイント3)写真の枚数は、可能な限り、小刻みに、たくさん撮る。
ユーザーは、アクセス記事にある写真を見ながら、
- 「今、何メートル歩いた?」
- 「どこの交差点?」
- 「何分くらい歩いた?」
という感覚を頼りに、順路を探します。
なので、後で説明文を入れることをイメージしながら、交差点や目印などがある時は、こまめに撮影しましょう。
さて、では写真が撮れたら、実際に「アクセス記事」を作ってみましょう!
以下の手順に沿って作ってくださいね^^
アクセス記事の作り方
(手順1)グーグルマップを切り取った図を入れる
まずは、「アクセス記事」の最初と最後に、一枚ずつ、ひと目で分かる地図(グーグルマップを切り取ったもの等)を入れましょう。
これを入れておくことで、特に、携帯でブログを見る方が、あなたのショップまでの道筋をイメージしやすくなります。
最初と最後に入れてくださいね~お間違いなく^^
(手順2)写真加工する
あらかじめ、アクセス案内に使う写真の幅を、使いやすい大きさに調整しておきます。
フォトショップのような画像加工ソフトがあれば一番よいですね。
どうしても無料で済ませたいという方は、「ピクトベアー」等の無料ソフトもあります。
ネットで検索すればいろいろと出てきますので、探してみてください。
(手順3)加工した写真を貼り付ける
スタートからゴールまでの写真を「行き道」の通り、すべて順番に並べます。
この段階では、地図や写真に対する説明はいりません。
あとで、書き込んでいきますので^^
(手順4)店舗まで案内する説明文を入れる
それぞれの写真の上下に、道順の説明を入れていきます。
記事を分かりやすくするコツは、説明したい写真の上に、メインとなる説明文を入れることです。
例題としては、以下のような感じです^^
↓↓
【1】まず、●●駅の改札を出てください。
【改札を出た写真】
ここから歩いて5分の場所です。
【2】改札を出たら、すぐに右側の方へ進んでください。
【右へ行く写真】
●●が、右側に見えますので目印にしてください。
・・・というような感じで、お店までの道案内を書きましょう。
(手順5)アクセス記事の最後に電話番号を入れる。
分かりやすいアクセス記事を作っても、何パーセントかの人が必ず迷います。
なので・・・
「途中で迷われた場合は、ご遠慮なくお電話くださいね。」
という文章を入れて、電話番号を明記しておきましょう。
※電話番号には必ず、以下のように直通でつながるタグを入れてください。
<a href=“tel:09012345678”><strong>090―1234―5678</strong></a>
これで、アクセス記事は、完成となります。
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